今年に入ってからサイバー攻撃による被害が急激に増えてきました。
中小企業をはじめ、大企業でも当たり前のように被害を受けています。
そこで、どういった日本企業が被害に遭っているのかご紹介します。
【2024年】サイバー攻撃を受けた国内の大企業の一覧
2024年にサイバー攻撃の被害に遭っている企業一覧です。
企業名 | 日時 | 被害内容 |
---|---|---|
株式会社イズミ | 2024年2月 | ランサムウェア被害により社内の全ネットワークが遮断。 |
日立製作所 | 2024年3月 | ランサムウェア攻撃により一部の工場が一時停止。 |
ソニー | 2024年4月 | フィッシング攻撃により約50万件の顧客情報が漏洩。 |
マリンネット | 2024年4月 | SQLインジェクション攻撃により不正アクセス。 |
JR東日本 | 2024年5月 | モバイルSuicaなどの交通系決済システムが一時的に使用不可に。 |
積水ハウス | 2024年5月 | SQLインジェクション攻撃により約83万人分の個人情報が漏洩。 |
楽天 | 2024年5月 | DDoS攻撃により一部のサービスが一時的に利用不可に。 |
トヨタ自動車 | 2024年6月 | サプライチェーン攻撃により一部の生産ラインが停止。 |
KADOKAWA | 2024年6月 | サイバー攻撃によりニコニコ動画などのサービスが停止。 |
JAXA | 2024年6月 | 複数回サイバー攻撃を受け、情報が漏えいした可能性。 |
クボタ | 2024年7月 | 子会社「クボタクレジット」の顧客ら計約6万1400人分が流出。 |
以上、一部の企業についてご紹介しました。
このように被害の大きさからサイバーセキュリティ対策は大企業でも難しいことが理解できます。
サイバー攻撃に遭わないためには?
企業全体でのセキュリティ対策はもちろん、社員一人ひとりがフィッシング詐欺や不審なメールを開かないことなどの一歩踏みとどまった意識が大切です。
そのためには・・・
- 送信者のメールアドレスが正しいかチェック
- 不審なメールは開かない
- 1人で判断しない
- ネットワークパスワードを初期設定のままにしない
- セキュリティ対策ソフトを入れる
このような対策が必要です。
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