近年の詐欺の手口は巧妙で、様々な方法で資金を騙し取られるケースがあとを立ちません。
そんな中、2024年の最近では投資詐欺アプリが出回っています。
その巧妙な手口と詐欺に遭わないためにはどうしたらいいのか解説していきます。
投資詐欺アプリでお金を騙し取られる手口
スマホの発明とSNSが浸透している現代。
便利な反面でそれを悪用した詐欺が横行しています。
・・・それが投資詐欺アプリというものです。
これは投資詐欺アプリをインストールしたユーザーからお金を送金させて騙し取るというものです。
一見すると、自分は騙されることはないだろうと思えますが、実は巧妙な罠が仕掛けられています。
騙されるまでの流れ
- SNSで副業や投資について集客
- フォローしてきた人にラインなどのチャットアプリへ誘導
- 悩みに寄り添うようにしてユーザーを信頼させる
- 投資詐欺アプリのリンクを送る
- 公式サイトによく似た偽サイトへ誘導してアプリをダウンロードさせる
- 初回の資金を振り込ませてあたかも運用しているように見せる
- 引き出す際に理由をつけられてさらにお金を要求される
- そこでようやく詐欺に遭ったと気づく
以上のように、誰もが知らないうちに騙されてしまうような仕組みが出来上がっています。
アプリをインストールして、振込を行った時点で資金が返ってくることはありません。その後、アプリがプログラムによって毎日自動で資金が増えているように表示されているだけです。
そして、いざ利益を引き出そうとすると、様々な言い訳で引き伸ばされます。それだけならまだしも、追加の資金の投入や手数料という名目でお金を搾り取られてしまいます。
ようやく被害に遭ったと気づいた時には既に遅くて、警察が介入しても資金が戻ってくることはほぼないのが現状です。
このように、自動でお金が稼げるツールがあるというような不労働収入を謳う誘い文句には要注意が必要です。
偽サイト・偽アプリが巧妙
さらにこの詐欺の特徴として、WEBサイトやアプリ自体が公式にそっくりな作りになっていることです。
以前のような日本語がデタラメな陳腐な作りではなく、ネット上級者でも詐欺サイトと区別がつきにくいです。
そのため、まさか詐欺アプリだとは気付かずにお金を送金してしまうのです。
このような詐欺アプリは公式サイトを介さないでアプリをインストールすることができるAndroidで被害が拡大しています。
被害に遭わないためには?
盗まれたお金を返してもらうことは容易ではありません。
しかし、あらかじめ対策や詐欺の手口を知っておくことで一歩踏みとどまることが出来ます。
そのため、被害に遭わないためには設定アプリにある「提供元不明のアプリ」のチェックをオフにしてインストールできないようにしておくことが必要です。
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